週末に天気が良ければ、さらに夫の機嫌も良けれ
ランチタイムはバルバッコアだ。
バルバッコアとは、スペイン語でバーベキューのこと。
言葉にしたときに、はずむ様なこのしゃべりの音が大好きだ。
もちろん、食べるほうもたまらなく好きである。
市場でそら豆が売っていたので、焼いてみた。それをさやのまま黒くなるまで焼くといい。
さやを開けた瞬間に、ほわぁん〜と湯気が出て
豆がしっとりホットで最高においしい。
私にとって、これはまさに春の味かもしれない。
パンはリュスティックやカンパーニュも好きだけれど
写真にあるように、Cocaコカが一番好きだ。
平べったくて、半分に切ると中はボコボコと穴だらけで
そこに、トマトをすり付けたりオリーブオイルをかけたりすると
そのデコボコしたへこみのところにトマトやオイルがたまって
染み込んでおいしく食べることができるのだ。
だから、このコカというパンはパンコントマテにはうってつけのパンなのだ。
コカの種類は色々あって、お祝いのサンジョアンの日に食べる甘いタイプもあったりする。
それには、赤や緑に彩られた果物の砂糖漬けがパンの上に飾られ、砂糖が散りばめられカスタードクリームもぬられた姿がいかにも甘そうで
目の前に出されてしまったら食べるけれど、自分から食べたいと思わない菓子パンだ。
そういえば、もう、来月にそのサンジョアンがやってくる。
こっちではサンジョアンのお祭りが夏休みの始まりの合図のようなものだ。
サンジョアンは6月24日。
そう考えると、2023年もほぼ半分過ぎてしまうのだなぁ。
早い!
私はいったい何をしているのだろう。
のんびりしすぎて、やることが溜まりすぎの私である。