アンリ・カルティエ・ブレッソン写真展


ちょっと先月のお話ですが
1月最後の日曜日にアンリ・カルティエ・ブレッソン展へ
夫と一緒に行ってきた。

この日で展示が最終日ということで
長蛇の行列ができていて、
午前11時からオープンだったので
私たちは開館5分前から並び、
50分待ってやっと入館できたほどの
賑わいだった。

しかも私たちが見終わった後、
外に出ると、
会場外には200名ほどの人々が
まだまだずらりと待ち並んでいて、
ブレッソンの人気の広さを
改めて感じた日だった。

それにしても、ブレッソンの写真て
おもしろくて見応えがあるのがいい。
構図も最高に決まっているし、
ふとした瞬間があの一枚に
見事に収められている。

人間味あふれる表情や
ちょっと、ププッと吹き出してしまいそうなストーリー。
偶然にしか出会えないような場面。


もし、ブレッソンがドローンのように
上空からいつも見張っている状態であるなら
その一枚が撮れるのはわかるが、
そうではないのにどうして偶然の一枚が撮れるのだろう。
それがすごい。
普通じゃない人だよ。
アンリ・カルティエ・ブレッソン!


しかも、当時のフランスの人々の
装いも、とっても素敵。
時代だなぁ。

この写真展が開かれたのは
バルセロネタにある
KBr Fundación MAPFREで
写真専門の美術館。
写真に興味のある方はぜひ行ってみると良いだろう。

海のすぐ近くなので
見終わった後に海辺を散歩するのもグッド!
気持ちの良い、1日になること間違いなし。
おすすめの場所よ。

写真専門の美術館KBr Fundación MAPFREの詳しい情報はこちら

kinopiyo
バルセロナ在住。グラフィックデザインをしつつ布で小物なども製作中。 2019年12月に出版したバルセロナのガイドブック『心おどるバルセロナへ 最新版』イカロス出版より発売中。電子書籍もAmazon、kindle、楽天koboなどでお求めいただけます。私が好きなお店の紹介や暮らしについてをお伝えしたいと思っています。