ヴィーガン料理というと
なんとなく聞いただけで、
おいしさはないのだろうなぁと
ちょっとがっかりすることがある。
ところが、ここバルセロナでは最近
それらの料理を研究されているシェフも多く
どちらかというと、今ではヴィーガン・レストランの方が
塩や酸味のバランスが良く
油っぽくもなく
胃に気持ちよく食事ができるので
利用している今日この頃だ。
この日はグラシア地区に用事があり
どこかでランチをしたいと思っていたら
ちょうど、通りかかったのが
以前ガイドブックに載せていた
『Mama’s Organic Kitchen&Cafe』の場所だったところが
お店が変わり『Botànic』というカフェレストランになっていた。
ウィンドウから見えた
スイーツがとってもおいしそうだったので
『cocoココ』という名のケーキをたのんでみた。
一番下の生地は小麦粉ではなくて私の感では、
アーモンドパウダーと
ココナッツが刻まれたものが入っていて
その上の茶色いクリームはドゥルセデレチェと言って
とろみのあるミルクキャラメルのような感じのものがのっていた。
普通、ドゥルセデレチェはとっても甘いのだが
甘さひかえ目になっていて、上にパラパラと振りまかれた
シリアル(かぼちゃの種、ひまわりの種、オーツ麦)が
香ばしくて、パリパリっとお菓子のようになっていて、
その食感が気持ちよく、
とってもおいしかったのだ。
ちょっと前まで気が付かなかったのだが
私は、ココナッツ風味が好きなんだと気がついた。
夏の香りがするミルクの
ふんわりとした味が好きで、
先日、外食でフォーを食べた時に
ココナッツミルクの味がして
それがとっても気に入ってしまったのだ。
話は元に戻るが、
私がカフェで、ココのケーキをおいしそうに食べていたからか、
お隣のテーブルにいた
北欧から来たかと思われる女性3人グループも
後から、そのケーキを頼んで
おいしそうに、うなずきながら笑顔で食べていた。
ヴィーガンの方もそうでない方にも
おすすめのお店である。
この日は、フェタチーズとドライトマトのクロワッサンも食べた。
チーズとトマトのコンビネーションが最高で
とってもおいしかった。
今回はかなり軽食だったけれど
レストランなので、メニューを見ると品数ももっとあるし
次回は違うものを食べてみようかと思っている。
お店の名前 Botànic ボタニック
住所 c/Torrijos 26
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