フランス、Albiアルビの街を歩く


行きたかった骨董市を十分に堪能したあとは
ランチをどこで食べるかを探しながら、考えながら
街を散策しました。

まずは、この街で一番目立ち、
中心地にある建物、
サント=セシル大聖堂(La cathédrale Sainte-Cécile)へ入ってみました。
壁という壁に1ミリの隙間もなく描かれたイタリア風絵画に
圧倒されてしまいました。
側面には、四角や丸の図形がデザインされた模様や
天井の青い背景色が宇宙のようで
しばらく、その世界にすっぽり入り込んでしまいました。
さらに驚くべきは、正面のパイプオルガン。
かなり稀有なデザインです。
いつか、この音色を聴いてみたくなるほどです。
とにかくこの大聖堂はとても大きく、
煉瓦造りという点では世界最大級だそうです。

奥に見えるのが大聖堂です。


こちらは大聖堂の入り口です。

この大聖堂の裏側にパリのムーラン・ルージュの絵やポスターで有名な画家
ロートレックの美術館があります。
この街に来るまで知らなかったのですが、
ロートレックはこの街Albiアルビで生まれたそうです。
しかも、ネットで彼のことを調べてみたら
なんとも長い長い名前の持ち主でした。
それがこの名前
アンリ・マリー・レイモン・ド・トゥールーズ=ロートレック=モンファHenri Marie Raymond de Toulouse-Lautrec-Monfa
長すぎて覚えられません。

おそらく大聖堂と同じくらい(私が思うには、、、)古い建物の中が美術館となっているので
興味のある方はぜひ行ってみると良いと思います。
そして、美術館を出ると庭園への道がありますので、
行ってみてください。
ここ、素晴らしい景色が見られます。

ロートレック美術館のホームページ

上のロートレック美術館に関する動画はAlbアルビの観光局のホームページから

Albアルビの観光局のホームページ

さて、ランチを食べるところを色々と探し歩いたのですが
毎朝、クロワッサンとカフェオレを頂いていると
胃もたれがしてくる年頃でして、、、
フランス料理を食べるにはちょっと、、、量もバターも辛い。
近くに市場があったので入ってみたら
フードコートがあり、
タイ料理店の前を通ったら
店主に、フォーはいかが?と語りかけられ
ついついその言葉に誘われてフォーを夫婦でいただきました。
フォーのアジアンな、さっぱりスープを胃に流し
やっと胃に残っていたバターが洗い流され
胃もたれも解消しました。
バルセロナではオリーブオイルの生活なので
食べなれないバターは胃腸にこたえます。


こちらは市場の中の様子です。

ランチを済ませた後は、
素敵な町へ行ってきました。

それでは、次回をお楽しみに。

kinopiyo
バルセロナ在住。グラフィックデザインをしつつ布で小物なども製作中。 2019年12月に出版したバルセロナのガイドブック『心おどるバルセロナへ 最新版』イカロス出版より発売中。電子書籍もAmazon、kindle、楽天koboなどでお求めいただけます。私が好きなお店の紹介や暮らしについてをお伝えしたいと思っています。