フランスの小さな町 Lisle-sur-Tarnリル・シュル・タルヌのマルシェへ


楽しみにしていたフランスのマルシェ。
その土地の旬の野菜やお菓子などが売られているので
心おどらせながらトゥールーズの街から車で出かけました。
トゥールーズからリル・シュル・タルヌまでは車で50分ほどです。

町に到着し、車をなるべくマルシェが行われる広場に近い場所に駐車し
まずは朝食を。
朝9時過ぎだったけれど、まだカフェテリアは始まったばかりで
店主の方々が広場にイスを出して並べたりしていました。
ちらほらと席に座ってカフェをいただいている人も出て来たので
私たちもカフェとクロワッサンを頼もうと店主に注文すると
クロワッサンは置いてないからお向かいのパン屋で買って
ここで食べて大丈夫よ。とのことでした。
おもしろいシステムですよね。
カフェ店でもパン屋さんでも両方お客さんから注文が来る。
自分だけが儲かるということじゃない、素敵な考え方だ。
まずは、お向かいのパン屋さんでクロワッサンを買って
このカフェテリアでカフェノワールを注文しました。
カフェノワールはミルクが少なめなのでカフェオレより量が少なく
コーヒーのおいしさがわかるのがいいです。
スペインのコルタードのような飲み物だと思ってます。
朝市で働く人たちもそれぞれの好みのお店で
朝食をいただいていました。

さぁ、お腹もいっぱいになったし
マルシェへ繰り出しました。

マルシェのみんな笑顔が輝いています。


マドレーヌのような感じですが、男性の手のひらくらいの大きなものでした。


真ん中のパッケージされたのがこの地で売っている Gateau a la broche(ガトー ア・ラ・ブロッシュ)横に切るとバームクーヘンのように生地が巻いてあるのがわかります。
本物をはじめてみたので、つい写真に収めてしまいました。


胡桃やその他のナッツ系のお菓子がたくさんありました。
こんなにたくさんの胡桃がぎっしり詰まったタルト、おいしそうです。


見かけはイマイチですが、さやから出すと白いお豆が出てきて
それをコトコトじっくり煮るんです。形が崩れないように
とにかく弱〜い火で煮るんです。
食べて、ホロっのちょっと前くらいの感じになったら火からおろし
小皿に煮汁をちょっと入れ、オリーブオイルを垂らし
塩をぱらりとかけて食べると
最高においしいんです!
バルセロナでもこの時期たまに見かけます。


この町で作られたニンニクです。
この束のを買ってキッチンに飾っておくとインテリアにもなりますよね。
我が家はこんなにたくさんは必要ないので3個だけ買いました。
束ではなくて1個からでも購入できます。


せっかくのフランスなのでコンテのチーズを買いました。


オーガニックの赤ワインを箱買いしました。
家で気軽に飲めるお手頃価格でした。

一通り買い物が済んだので
腐らないように、スーパーで氷を買って
クーラーボックスに入れ、
買ったものを駐車場まで運び
車のトランクに入れてから町を散歩しました。
真夏はこの作業が必要です。

さてさて、町の様子はまた次回にご紹介しようと思います。
それではまた。

楽しい1日を!

kinopiyo
バルセロナ在住。グラフィックデザインをしつつ布で小物なども製作中。 2019年12月に出版したバルセロナのガイドブック『心おどるバルセロナへ 最新版』イカロス出版より発売中。電子書籍もAmazon、kindle、楽天koboなどでお求めいただけます。私が好きなお店の紹介や暮らしについてをお伝えしたいと思っています。