親子のようで親子じゃない
ジェーンバーキンはシャルロットのことを
娘としてではなく
一人の人間として
見ていたのだろうなぁ。
面と向かって話すのが苦手だったとか
他の子とは違っていたとか、、、。
そんな娘のシャルロットが監督をした
母のドキュメンタリー映画がこれだ。
有名人の家庭に育ち
シャルロットは子供の頃から
歌を歌ったり
映画に出たりしていた。
彼女には父や母が違う兄妹が3人いる。
けれどもセルジュ・ゲンズブールとジェーン・バーキンの間に生まれた子どもは
シャルロット・ゲンズブールだけなのだ。
だからこそ、兄妹の中でも
格別の注目を集めていたわけだし
映画業界も放ってはおかなかった。
さらに彼女の放つオーラも相当なものなのだろう。
確かにジェーンとシャルロットの
映像を見る限り
これも一つの彼女たちの姿なのかもしれないけれど
もっと家族っぽい一面もきっとあるはずだと思うし
あって欲しい。
ジェーンの母親、もしくはお姉さんのような
シャルロットの雰囲気が
家族の問題をベールでぼかしているように感じてしまった。
とはいえ、
心に残る映画だった。
シャルロット・ゲンズブール
彼女は子供の頃から
何気ないストライプのシャツや
どこか使い古したよれたシャツ、履き潰したジーンズ
そんなファッションだったし
今でもそうだ。
そして歳を重ねた今でもそのファッションが似合うのはすごい。
そんな俳優さんは彼女くらいだと思う。
そしてジェーン・バーキンも同じスタイルだ。
昔も今も憧れてしまう人たちだ。