
葉加瀬太郎さんのポッドキャスト『ANA World Air Current』で
『世界自炊紀行』の著者、山口祐加さんがご出演されてました。
本を作るために取材された当時を振り返りながら
他では聞けない体験話を聞くことができました。
葉加瀬太郎さんのこの番組は
もう15年くらい毎週末、朝食をとりながら聴いている
大好きなポッドキャストで
ゲストが異国を旅した、とっておきの思い出ばなしを語るのです。
太郎さんのナビゲートがとってもいいのです。
彼がゲストの方のトークを引き出すのがうまく
それはきっと、
ご自身のロンドン暮らしや
世界を旅した経験、音楽ツアーで世界を回った時のことなど
の経験があるからだと思います。
特に、音楽や食に関する話題が充実していて
世界が広がります。
さてさて、祐加さんとのお話は
もちろん世界の自炊のお話で、
特に印象的だったのがラオスのことでした。
路地や家の片隅で炭火焼きをしているとのこと。
最高じゃないですか。
現代では普通にガスの元栓を撚れば
火が出て調理ができる。
今はガスより電気を使っている人も多いのではないでしょうか。
さらに、電子レンジやオーブン
電気フライヤーなんていう調理器具もあったりして。
それなのに、ラオスでは炭火焼きが日常だというではありませんか。
自分で想像してしまいました。
朝の風景が、各家庭の庭から炭火の煙が上がり
1日が始まる。
小鳥がさえずっていたり、
朝靄がかかっていたり、
爽やかな風がやさしくふいていたり、
そんな中、ゆっくりと肉や魚を焼いて
炎をながめ、焼かれていく食材を見つめ、
時々頃合いを見てはひっくり返したり、、、。
いい時間ですよね。
そんな感じなのかな〜って。
行ったこともない国の話を
うれしそうに、深く、気持ちを込めて
伝えてくれる。
二人、楽しそうに
おいしそうに語っていたので
朝食のヨーグルトや果物じゃなくて
なんだか私も炭火焼きが食べたくなってきてしまいました。
ぜひ、聴いていただきたい。
アーカイブでも聴けますので
ご興味がありましたら
聴いてみてくださいませ。
葉加瀬太郎さんのポッドキャスト『ANA World Air Current』こちらからどうぞ
山口祐加さんの本『世界自炊紀行』おすすめの本です。
ぜひ、本屋さんで手に取ってくださいませ。
間違いなく、異国を旅したくなります。
下の写真はバルセロナ郊外の我が家のベランダからの夕焼けです。
