
一番過ごしやすい季節が到来。
暑くもなく、寒くもなく
ベランダで食事が気持ちよくできる時期だ。
今週月曜日のお昼、
3時のおやつに食べる用のクッキーを作ろうと思って
材料を揃えていたらお砂糖がないことに気がつき
近くのスーパーへ買い物に。
家に戻り、全ての材料をボールに入れ
コネコネとねって、広げて、切って
オーブンに入れ、スイッチオン!!!
あれ? つかない、停電か〜。
実は停電にあまり驚かない。
年に1、2回は近所の工事か何かでなったりするから。
しかもちょうど1ヶ月前に
家の配線関係が原因で我が家だけが停電になったことがあった。
だからウチだけが停電かと思ったのだけれど
他の場所は、どうだろう?と確かめに
ドアを開けてエレベーターを見たら
エレベーターの照明などが消えていたので、
建物全体もしくは、この地域が停電なんだと思った。
とりあえずこの状態を仕事先の夫にスマホで連絡をすると
帰ってきた返事にびっくりした。
スペイン全体が停電だと書いてあったのだ。
えぇっ〜、そんなことってあるの?
これは長期化するかもしれないと思ったが
我が家の地域ではたったの2時間半ほどで
電気が復旧し、何不自由なく生活ができたので
他でもそうだろうと思っていたら
他の場所では夜まで電気が使えなかったことを知った。
しかも交通機関が全く機能しなかったようだ。
交通機関といえば、私が使用しているのは
国鉄の電車RenfeのR3に乗っているのだが、
これが最悪の路線で、単線だからしょうがないのだけれど
非常事態ではない日常でも
30分から1時間、電車が来ないのはよくあることで
時間割には1時間に2本あるはずの電車が
1本なくなっているなんてことも日常茶飯事なのだ。
だから、本が必需品。
読書がすごくはかどるのだ。
いちおう時刻表というものが存在するのだが
ほぼ時間通りに来たことがない。
遅れてきているのか、早くきているのかさえもわからない。
この際、どうでもいい。
気ままに家を出て、
駅に行って、
10分待たずに乗れたらミラクル!ラッキー!
そんな気持ちで外出している。
日本じゃありえないことだよね。
こんな郊外の生活だけど、
自然がいっぱいで、楽しくやっているのだ。