雨がずっと降らなかった。
毎日、青空が見れるのはうれしいし、傘をささないで外出できるのもとってもうれしい。
でも、自然の中で生きるには雨は必要なのだ。
みずみずしい野菜や果物が食べたいし、水がないと生きていけない。
雨は大切なのだ。
ここのところ雨が降ってくれるのだが、ヒョウも降る。
ところがヒョウが降ると育てた草木の葉っぱに穴が開いたり、痛んだりする。
木になり始めた桃の実にも傷がついてしまう。
だから雨だけ降って欲しい。
集中豪雨の後に虹が出た。
すごく近くに出ているので、全体が写真で写せないほどの大きな虹だった。
それにしても、虹が出るときのうれしさは
子どもの時と同じ気持ちだ。
きっともっと年をとっても同じだと思う。
子どもの頃や若い時は年をとるといろんなことが落ち着いて
どこかこの世界をだいぶ知った気になって、
大地に根付いたものの言い方や考え方をするのだろうなと思っていたけれど
憧れの人をテレビで見たり、映画に出てくる俳優さんにときめいたり
ドキドキ、ワクワクする気持ちは子どもの頃と変わらないのだなぁと
近頃つくづく思うのだ。
おそらくもっと年老いてもこれは変わらないような気がする。
そう、それで今思うのは
公園でベンチに座って日向ぼっこをしている高齢の方や
昨日、道ですれちがったおばあちゃんも
きっと気持ちは子どもの頃と変わらずにいるのだろう。
姿は年をだいぶ重ねているけれど、心はずっと若いままなのだ。
そう思う。