もらったらうれしくなるハガキ

手紙やハガキを書かなくなってきていて
だから、必然的にそういったものを買わなくなってきたし
それらが置いてある売り場にも行くことが少なくなってきてる。

去年の年末に年賀状でも出してみようかと思い
街中にある売店で
絵ハガキをちょろっと見てみた。
やっぱりバルセロナだもの、ガウディ建築のものがいいよね。
サグラダファミリア、
カサバトリョ
カサミラ、、、
と見ていたらとってもかわいい絵ハガキを発見。

ハガキの角がちょっと丸まっていて、
写真ではなくイラストが描かれている。
その絵がシンプルで、嫌味がなくて親近感があり
銀の箔押しがされていてキラキラ感もある。
よく見ると、カサバトリョの窓から人が手をふっていたり
カモメが飛んでいたり
サグラダファミリアには
小型飛行機から『BCN(barcelonaの略文字)』がはばたいていたり、
男性が薔薇の花を窓からかかげていて、
それを見ている女性が手を振っていたり
カサミラでは三日月が出ているかと思えば
流れ星もあり。
見れば見るほどそれぞれのハガキの中に
ストーリーがあって楽しい。
昔はやったウォーリーを探せ!みたいな、、、。

これ、絶対もらったらうれしいだろうなぁ〜
なんて思った。
なのに、その時は買わずに終わってしまった。
そして、年賀状も書かずに今年に入ってしまったのだ。

それから何度も売店の前を通るたび
そのハガキが気になって気になってしかたがなく
先月やっと買った。
買ってしまったのだ。

買ったのはいいのだけれど
カワイすぎて今度は誰かに出せなくなってしまった。

まぁ、こんなこともあるさ。
気がすむまでハガキを眺めて
気持ちが落ち着いた時に誰かに送ろうかと思っている。

バルセロナに観光で来て
誰かに旅先からハガキを出してみたいと思っている人。
こんなハガキはどう?
昔はカフェでハガキを書いている人とか
よく見かけたけれど
ここのところはカフェでスマホをいじっている人しか見あたらない。
私もそうなのだけれどね。
今年は絵ハガキ出してみよう!
そう思っているこの頃なのだ。

10種類以上はあったよ〜





kinopiyo
バルセロナ在住。グラフィックデザインをしつつ布で小物なども製作中。 2019年12月に出版したバルセロナのガイドブック『心おどるバルセロナへ 最新版』イカロス出版より発売中。電子書籍もAmazon、kindle、楽天koboなどでお求めいただけます。私が好きなお店の紹介や暮らしについてをお伝えしたいと思っています。