考えてみたらここCardedeuカルデデウの骨董市は10年くらい通っている。
ほぼ半分くらいのお店の人とは顔見知りとなってしまった。
と言うのは、買うお店はだいたい決まっているので
私の好きな雰囲気のお店では顔見知りだが、そうじゃないお店、、、
たとえば迷彩色を放つアーミー系のお店には行かないし
アフリカの民族アート系やタンタンなどのキャラクターグッズのお店でも買ったことはない。
ここの骨董市は入場料として3ユーロを支払わなくてはならない。
入場無料じゃないところがイマイチ納得いかないのだが
近いし、毎月1度のこの骨董市が私の生きがいとなっている。
なんたって、人とモノが集まっているこの広場を見ると
今回はどんなモノとの出会いがあるのだろうかと期待で心がおどるのだ。
そして、わたしのように毎月ここへ来る人ももちろんいる。
お互い名乗らないので、彼女の名がアナなのかマリアなのか知らないが、
好きなものが共通しているので毎回同じお店で出会うのだ。
あら、また会ったわね。これ素敵でしょ。とか
こんなのを買ったの。とか、見せ合ったりしている。
この間はその女性とちょっと長話をしていたら
なんと、私が住んでいる町に彼女の実家があることも知ってしまった。
YouTubeを見ていると
ヨーロッパの骨董市の様子が結構アップされていて
ついつい見てしまうのである。
イタリアやフランスの骨董市では私好みのカップ&ソーサーやお皿が安い値段で出ていて
いつかは行きたいと思っているのだけれど。
バルセロナでは素敵な食器に出会うことは少ない。
そして、いいものは大抵高いのがお決まりだ。
でも、いつかきっと出会えるはず。
その日までのお楽しみだ。
そう、そうなのだ。骨董市というのは〝出会い〟なのだ。
欲しいと思ったモノに目をつけておいて、後で買おうと思ったら無かった
なんてことはよくあることで
そんな時はかなり落ち込むが〝縁〟が無かったと思うしかない。というかそう思うことにしている。
せっかく行ったのに全く買わないという日もあるし、爆買いしてしまう日もある。
そうそう、10年前の最初の骨董市の日に見た素敵な絵柄のお皿は、ずっと売れ残っていたのだけれど
去年の年末に、とうとう売れてしまったようでそのお皿の姿が見当たらなかった。
10年以上も売れ残っていたのだから、おめでとう!とでも言いたくなってしまう。
もし、骨董市を体験したことがないなら
一度は行ってみるといい。
とにかくオススメなのだ。
この間は、おそらくテーブルクロスなのだろうけれど
我が家ではベッドカバーとして使うことにした。とっても気に入っている。
こちらの写真
次回の骨董市は4月16日の日曜日
8:30〜14:30
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