真夏のラガリーガの町を散歩する


先週は30℃以下のとっても涼しい1週間だったのですが
なんだか今週はまた、暑さが戻ってきそうな感じです。

それにしても異常気象とやらですが、
太陽と青い空とショッキングピンクのブーゲンビリアが
最高に似合う季節がやってきました。

この時期はなるべく下を見て、
影のある方を選んで歩きます。
町の道には突然ベンチがあったりして、
こんな風景を見るたび、
のんびりと人々がここで会話しているのかなぁと思うと
その時間が素敵だなぁと
ただただ思うのです。


この町では、毎週土曜日の午前中に教会前で朝市がひらかれ
1週間に一度のこの時に
結構オシャレに着飾ってお買い物に出かけている人をよく見かけます。
そのほとんどが60代以上のシニア世代なのです。
老人だからといって、暗ーい色を着ていたりはしない。
明るいビタミンカラーや蛍光色もお手のもので、
とっても素敵な装いなのです。
みなさん、色を合わせるのがとっても上手で
例えば、オレンジと白のシマシマTシャツを着ていた人の場合
イヤリングがオレンジ色だったり、
よく見ると、指のネイルカラーもオレンジであったり
頭から爪の先まで、着飾るのが上手だなぁと感心してしまいます。

山に囲まれた田舎町ですが
おいしいカフェテリアもあるし、
町を歩けば素敵な装いの人も多いし、
自然もいっぱいで
のんびりやってます。

kinopiyo
バルセロナ在住。グラフィックデザインをしつつ布で小物なども製作中。 2019年12月に出版したバルセロナのガイドブック『心おどるバルセロナへ 最新版』イカロス出版より発売中。電子書籍もAmazon、kindle、楽天koboなどでお求めいただけます。私が好きなお店の紹介や暮らしについてをお伝えしたいと思っています。