先月20日から始まった 『Miró-Picasso』展へ行ってきた。 これは本当に貴重でスペシャルな展示会で ピカソの没後50周年とミロ没後40周年という この二つの記念年が重なって行われている企画で 今までにないくらいの膨大な絵画やオブジェなどが 両方の美術館で見ることができるのだ。 ミロとピカソはとても親交が深く 両方の館内で笑顔で語り合うミロとピカソの映像を見ることができた。 この貴重なビデオが見られただけでも 私にとっては来た甲斐があったほど。 人を笑わせたり楽しませることが好きなんだなぁ。とつくづく思ったのだ。 そういった二人の動きが あぁ〜、やっぱりスペイン人だわ〜と そう感じずにはいられない動画だった。 二人とも、晩年になってからの絵が とってもとってもキュートで それに、彼らのアートは難しく考えるものではない。 パタパタッとか ふわふわとか プニョプニョとか スルスル、、、 そんなオノマトペが聴こえてくるようなアートで 心がおどるのだ。 晩年を迎えても 作りたいものを作り 描きたいものを描き 恋をし、愛して、 踊って、語って、人を楽しませた。 そんな二人がとっても素敵に思えた展示会だった。 もし、来年の2月25日までにバルセロナにいらっしゃることがあれば もし、ピカソやミロが好きならば ぜひぜひ行ってもらいたい。 上の写真は、ピカソ美術館で見た ピカソがミロに贈ったカードだ。 『pour Joan Miró』ジョアン・ミロのために ジョアン・ミロへ、、、と訳すのだろうか。 ちょっとウキウキするような音楽が オルゴールの音のようにキラキラしながら聴こえてきそう。 そんな絵に見えた。
ミロのオブジェがピカソ美術館にやってきた! 普段ならミロ美術館に常設されている赤いハイヒールを履いたオブジェがピカソ美術館にあるということがなんだかうれしい。
ピカソ美術館の情報はこちら ミロ美術館の情報はこちら
一般のチケットは、どちらかの美術館のホームページからオンラインで両方の美術館 が見れるチケット予約をした方がお得です。 オンライン予約をすると二つの美術館鑑賞ができて22ユーロ ただし、予約時に日時を記入するので予定が立てにくい場合は割高だけれど直接行って購入した方が良い。特に長蛇の列で入場に時間がかかることはないと思います。 直接行って購入するとミロ美術館14ユーロ、ピカソ美術館14ユーロ バルセロナにお住まいの方は図書カードを使って入ると ミロ美術館は7ユーロ ピカソ美術館は7.5ユーロ なぜか、両方の美術館が見れるチケットをオンライン予約すると15ユーロと お得にならず、逆に割高になるという現象が不思議。 バルセロナマジックかしら〜。 ですので、図書カードの場合は直接行って購入するのがベストです。